【住之江ボート・一般】福田翔吾の組み立てに好感
<6日・住之江ボート・5日目> 【記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々】 「偶数コースは差すコース」というのが近代ボートレースのセオリー。そんなわけで、20世紀までは紛れもなく攻める位置だった4カドも、偶数コースゆえに展開を突くのが主流という認識が広がっている。ダッシュ勢の脅威が薄ければ、そりゃあ、インが強くなるはずだ。 【ボートレース】2025年前期 勝率ベスト30と各支部の1位【表】 それだけに、4号艇に組まれた5日目8Rで、明確に攻める意思を持ってレースを組み立てた福田翔吾(26)=大阪・122期=には大いに好感。「4カド(が取れる番組)だったので伸び仕様の調整にしました」。それがハマって一気にまくった。そして、5コースだったF2の河野主樹を2着に連れてきた。そうそう、これがボートレースの醍醐味(だいごみ)。穴党のためにも、その姿勢を持ち続けてほしい。 ▼9R 福田はまた一撃仕様かも。その展開なら、A1権藤俊光はアタマまでの突き抜けもあるかも。46-456-456。 ▼11R イン西村拓也は大した足ではないので、若い松井友汰は4カドから思い切った攻めで挑戦する価値がある一戦。4-125-125。