歯並びや口腔内に影響を及ぼす「埋伏歯(まいふくし)」とは? 放置のリスクや早期発見のポイントを歯科医が解説!
編集部まとめ
埋伏歯は、生えてくる時期になっても骨に埋まったまま生えてこない永久歯です。上の犬歯(糸切り歯)に多く、放置すると歯並びが悪くなるほか、隣の永久歯を傷つけてしまう恐れがあります。一方で、埋伏歯があっても症状はないため、その存在に気づかないまま状態が悪化してしまうケースも少なくないようです。特にお子さんの場合は、永久歯の生え変わりが始まったら、レントゲンで歯の本数や位置を確認してみてくださいね。
【この記事の監修歯科医師】
寺久保 美紀子 先生(さつき野歯科・矯正歯科医院) 岩手医科大学歯学部卒業。その後、岩手医科大学矯正科入局。2008年、新潟県新潟市に位置する「さつき野歯科・矯正歯科医院」の副院長として矯正治療を担当。むし歯や歯周病の治療、矯正治療に加えて、予防歯科にも積極的に取り組んでいる。日本矯正歯科学会認定医。