カブス・鈴木誠也 猛打賞も山本には2三振「前回より速いし、スプリットもよかった」 大谷には「ベンチから見て勉強させてもらってます」
「ドジャース3-6カブス」(10日、ロサンゼルス) カブスの鈴木誠也外野手は「3番・DH」で出場し、5打数3安打1打点。今季7度目となる猛打賞をマークしたが、4月以来の対戦となったドジャースの先発・山本には連続三振を喫し、前回のリベンジはならなかった。 鈴木は山本について「きょうは球数も決まってたんで、結構フルで、初回から飛ばしてくるのは分かってたんで」と球数制限があるだけに、初回から全力で投げてくるのは読んでいたと明かした。「前回やったときよりもきょうはスピードも速かったですし、スプリットの落ちもよかったんで。なかなかあのスピードで、あそこまで落差があって、っていうのはなかなか見切れないっていうか、難しかったですね」と兜を脱いだ。 それでも、チームはドジャースの守りのミスに乗じて八回に大逆転で、2連勝した。「相手のミスにつけこんでいけたっていうのが良かったですし。相手チーム、強いんで、なかなかミスが起きないところで、ひとつのミスで点を取れたのはよかったと思うし、こちらミスをしないようにやれれば勝利が見えてくる」と話した。 日本人4人が同時にスタメン出場した一戦。この日は無安打に終わった大谷とも久しぶりの対戦となったが、「すごいのひとことです。みんなと一緒です。それしかないので。ファンの皆さんが思っているのと一緒。敵としてはなかなか難しい相手だと思いますけど。ベンチから見ていろいろ勉強させてもらってます」と素直に脱帽していた。