【2024年GIプレイバック(上半期)】横山典騎手日本ダービー3勝目・テンハッピーローズ×津村騎手GI初制覇など
2024年も多くの名勝負が繰り広げられたJRA・GI。ここでは今年最初のGI・フェブラリーSから春のグランプリ・宝塚記念までを振り返る。 【動画】24年上半期 ■2月18日 フェブラリーS 優勝馬:ペプチドナイル(牡6、栗東・武英智厩舎) 東京競馬場で行われた第41回フェブラリーステークス(4歳上・GI・ダ1600m)は、好位追走から直線の追い比べを制した藤岡佑介騎手騎乗の11番人気ペプチドナイル(牡6、栗東・武英智厩舎)が、中団から脚を伸ばした5番人気ガイアフォース(牡5、栗東・杉山晴紀厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分35秒7(良)。 ■3月24日 高松宮記念 優勝馬:マッドクール(牡5、栗東・池添学厩舎) 中京競馬場で行われた第54回高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)は、好位追走から直線で抜け出し、ゴール前の接戦も制した坂井瑠星騎手騎乗の6番人気マッドクール(牡5、栗東・池添学厩舎)が、内から脚を伸ばして最後に並びかけた2番人気ナムラクレア(牝5、栗東・長谷川浩大厩舎)にアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分08秒9(重)。 ■3月31日 大阪杯 優勝馬:ベラジオオペラ(牡4、栗東・上村洋行厩舎) 阪神競馬場で行われた第68回大阪杯(4歳上・GI・芝2000m)は、2番手追走から直線の競り合いを制した横山和生騎手騎乗の2番人気ベラジオオペラ(牡4、栗東・上村洋行厩舎)が、早めに捲っていって最後まで争った3番人気ローシャムパーク(牡5、美浦・田中博康厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒2(良)。 ■4月7日 桜花賞 優勝馬:ステレンボッシュ(牝3、美浦・国枝栄厩舎) 阪神競馬場で行われた第84回桜花賞(3歳・牝・GI・芝1600m)は、中団追走から直線で突き抜けたJ.モレイラ騎手騎乗の2番人気ステレンボッシュ(牝3、美浦・国枝栄厩舎)が、同じく中団から脚を伸ばした1番人気アスコリピチェーノ(牝3、美浦・黒岩陽一厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒2(良)。 ■4月14日 皐月賞 優勝馬:ジャスティンミラノ(牡3、栗東・友道康夫厩舎) 中山競馬場で行われた第84回皐月賞(3歳・牡牝・GI・芝2000m)は、好位追走から直線の追い比べを制した戸崎圭太騎手騎乗の2番人気ジャスティンミラノ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が、中団から脚を伸ばした7番人気コスモキュランダ(牡3、美浦・加藤士津八厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒1(良、コースレコード)。ラブリーデイが15年中山金杯で記録したレコードタイムを0.7秒更新した。 ■4月28日 天皇賞(春) 優勝馬:テーオーロイヤル(牡6、栗東・岡田稲男厩舎) 28日、京都競馬場で行われた第169回天皇賞(春)(4歳上・GI・芝3200m)は、道中は好位につけ、最後の直線で先頭に立って後続を突き放した菱田裕二騎手騎乗の1番人気テーオーロイヤル(牡6、栗東・岡田稲男厩舎)が、後方から猛然と追い上げた5番人気ブローザホーン(牡5、栗東・吉岡辰弥厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分14秒2(良)。 ■5月5日 NHKマイルカップ 優勝馬:ジャンタルマンタル(牡3、栗東・高野友和厩舎) 東京競馬場で行われた第29回NHKマイルカップ(3歳・牡牝・GI・芝1600m)は、好スタートを決めて好位につけ、直線で満を持して抜け出した川田将雅騎手騎乗の2番人気ジャンタルマンタル(牡3、栗東・高野友和厩舎)が、直線で進路取りに苦しんだものの最内に入って追い上げた1番人気アスコリピチェーノ(牝3、美浦・黒岩陽一厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒4(良)。 ■5月12日 ヴィクトリアマイル 優勝馬:テンハッピーローズ(牝6、栗東・高柳大輔厩舎) 東京競馬場で行われた第19回ヴィクトリアマイル(4歳上・牝・GI・芝1600m)は、後方追走から直線で一気に各馬を差し切った津村明秀騎手騎乗の14番人気テンハッピーローズ(牝6、栗東・高柳大輔厩舎)が、好位から脚を伸ばした4番人気フィアスプライド(牝6、美浦・国枝栄厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分31秒8(良)。 ■5月19日 オークス 優勝馬:チェルヴィニア(牝3、美浦・木村哲也厩舎) 東京競馬場で行われた第85回オークス(3歳・牝・GI・芝2400m)は、中団後方から直線で一気に各馬を差し切ったC.ルメール騎手騎乗の2番人気チェルヴィニア(牝3、美浦・木村哲也厩舎)が、内の馬群を抜けて一旦は先頭に立った1番人気ステレンボッシュ(牝3、美浦・国枝栄厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分24秒0(良)。 ■5月26日 日本ダービー 優勝馬:ダノンデサイル(牡3、栗東・安田翔伍厩舎) 東京競馬場で行われた第91回日本ダービー(3歳・牡牝・GI・芝2400m)は、道中は好位で進め、直線で最内から抜け出した横山典弘騎手騎乗の9番人気ダノンデサイル(牡3、栗東・安田翔伍厩舎)が、同じく好位から脚を伸ばした1番人気ジャスティンミラノ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分24秒3(良)。 ■6月2日 安田記念 優勝馬:ロマンチックウォリアー(セ6、香港・C.シャム厩舎) 東京競馬場で行われた第74回安田記念(3歳上・GI・芝1600m)は、好位追走から直線で抜け出したJ.マクドナルド騎手騎乗の1番人気ロマンチックウォリアー(セ6、香港・C.シャム厩舎)が、中団後方から追い上げてきた4番人気ナミュール(牝5、栗東・高野友和厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒3(稍重)。 ■6月23日 宝塚記念 優勝馬:ブローザホーン(牡5、栗東・吉岡辰弥厩舎) 京都競馬場で行われた第65回宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)は、道中は後方に構え、直線で外ラチ沿いから突き抜けた菅原明良騎手騎乗の3番人気ブローザホーン(牡5、栗東・吉岡辰弥厩舎)が、中団から脚を伸ばした7番人気ソールオリエンス(牡4、美浦・手塚貴久厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分12秒0(重)。