ゴールデンウィークに絶対行きたい!安藤忠雄など有名建築家が手掛けた全国のかっこいい美術館をチェック!
京都市京セラ美術館(京都府)/青木 淳
1933年、日本で2番目の公立美術館として開館した京都市美術館。2020年に「京都市京セラ美術館」として新たな門出を迎えた際に、改修を手掛けたのが同館の館長でもあり建築家の青木 淳です。 メインエントランスから左右に伸びるファサード「ガラス・リボン」がよりモダンな外観に。そのなかに入って行くと、ミュージアムショップやカフェなどがあり、重厚なレンガ建築の外観とは対照的に、明るく開放的な雰囲気が広がります。歴史的な建築を残しつつ、人々が集いやすい現代的な空間にアップデートされました。 京都市左京区岡崎円勝寺町124
尾道市立美術館(広島県)/安藤忠雄
しまなみ海道を一望する高台のロケーションが特徴の尾道市立美術館。1980年にオープンし、2003年に建築家の安藤忠雄さんの設計で大規模改修が行われました。本館の隣に安藤さんが設計した新館があり、コンクリートの吹き抜けの回廊など、先鋭的でありながら瀬戸内の自然環境にも調和した空間が見られます。 尾道市は映画『東京物語』などの舞台となった、のどかな港町の風情が魅力。美術館は尾道の代表的な観光地である千光寺公園のなかにあります。管内には尾道や近隣に多い猫にまつわるさまざまな展示が企画されているので、お散歩がてら訪れてみてはいかがでしょうか。 広島県尾道市西土堂町17-19(千光寺公園内)