横浜FM 3日川崎と“矛矛対決”FW水沼宏太「取られたら取り返し、取ってもさらに取りにいく」
矛盾(ほこたて)対決ならぬ“矛矛対決”で浮上のキッカケをつかむ。横浜FMは2日、第6節の川崎戦(3日・日産ス)に向け、神奈川・横須賀市内で最終調整。FW水沼宏太(34)は「点を取られたら取り返すし、取ってもさらに取りにいくのが自分たちのスタイル。それを忘れちゃいけない」と力を込めた。 2018~23年までの6年間で、横浜Mは年間得点数リーグ1位が4回、2位が2回。対する川崎も1位2回、2位2回、3位1回、4位1回。見る者を魅了する攻撃的サッカーを展開し、その破壊力を好成績に結びつけてきた両雄の激突となる。 横浜FMのキューウェル監督(45)が「(川崎は)本当にいいチーム。我々と似たスタイルのチームとの対戦になる」と見据えれば、川崎の鬼木達監督(49)も1日の会見で「相手も攻撃的。どれだけやり合えるか」と展望。今季は横浜Mが11位、川崎も10位と振るわないからこそ、「らしさ」を取り戻す意味でも、お互いにとって重要な一戦だ。キューウェル監督は「我々がやりたいことをやるだけだ」と“お目覚め”を誓った。(岡島 智哉)
報知新聞社