【大学生活とお金】「スカラシップ」で授業料が半額に ひとり暮らしの家賃は4.5万円、バイトは時給970円
ボランティアも経験
――大学では、サークル活動などに参加していますか。 2年の4月から、オープンキャンパスの運営に関わっています。高校生の時、自分も不安を抱えていたので、受験生の気持ちがわかります。「大丈夫」ということを伝えたくてこの活動に参加しました。 また、松本市内の小学校で学習支援をするボランティアもしました。教育実習の前にいろいろ知っておきたくて、志願しました。現場の先生がどう教えているのか、子どもたちをどうまとめているか、教員になるうえで心得ておくべきことを多く学びました。子どもたちも名前を呼んでくれるようになり、距離が縮まるのを実感できた時はうれしかったです。 ――長期休暇はどう過ごしていますか。 その土地ならではの観光地を巡るのが好きで、友達とは仙台や東京、大阪、一人で山梨や高崎にも行きました。移動は車ですが、走行距離を増やしたくないので、友達と一緒の時は旅先でレンタカーを借りて、運転を交代しながら観光しています。卒業旅行は東京ディズニーランドに行く予定です。 ――帰省はしていますか。 年に3~4回しています。松本市から実家の上越市まで高速道路を使えば約1時間半ですが、一般道を使って約3時間かけて帰っています。節約のためではありますが、運転が好きなので苦ではありません。実家に帰ると毎日ご飯が出てくるので、改めて親のありがたみを感じます。 上越市内の地元に比べると、松本市は生活するのにとても便利です。松本城の近くにある、なわて通り商店街などもお気に入りです。ただ、地元より寒さは厳しいです(笑)。 ――もう少しで卒業を迎え、いよいよ教員として新しいスタートを切ります。 4月から教員になるため、その勉強にも時間を割いています。教育の現場は大変だと聞いているので、自分にできるのかと不安もありますが、それよりも子どもたちの成長を間近に見られる期待のほうが大きいです。
【ウチの大学自慢】
松本大学は中心部の松本駅から電車で約12分、最寄りの「北新・松本大学前駅」から徒歩2分ほどの好立地ながら、遠方からも通学できるよう1限目の講義開始を遅くしています(9時40分スタート)。また、約560台の駐車スペースがあり、多くの学生がマイカーで通学。Kさんも利用しています。
朝日新聞Thinkキャンパス