「グラチャンバレー」中垣内監督、石川、柳田らの意気込み
石川祐希「上位国と対戦、モチベーション上がります」
(今の全日本は)年齢が近いのでいろいろ言いあえるし、変に気を遣わずにいれるし、上の人も聞く耳をもって聞き入れてくれるのでやりやすい。上の人もどんどん言ってくれるのでいい関係が出来ていると思う。 グラチャンはランキング上位国との対戦なので、モチベーションが上がります。他の選手もそうだと思うので、そこでしっかり自分のプレーを出せるようにしたいと思います。ブラジルは一回もやったことがないので、そこはどうなのかなと楽しみです。 チームとして、サイドアウトがしっかりとれれば勝てるチームになってきているので、そこを徹底させていければいいと思います。グラチャンでもサイドアウト率を下げないでいくことを意識していきたい。自分たちのサーブはいいと思うので、サーブとサーブレシーブを最終確認していけば大丈夫と思います。個人的にも(監督も言われた)サイドアウト率を上げるということ、レセプションやスパイクの決定率を意識してしっかりやっていきたいと思います。ここまですごくいい感じでやれているので、最後しっかりとチームとして締めていければいい戦いができると思います。
李博「速攻とブロックで勝負したい」
チームとしても個人としてもサーブが向上してきたというのはあるので、サーブで攻める姿勢を忘れないということと、個人的には「速攻」。そこが生命線なのでどこでも決めるぐらいの勢いでやっていきたいと思います。 サイドアウト率を上げるという意味では真ん中からの攻撃、自分が重要ポイントだと自分でも思っていて、センターがブロッカーをひきつけることによって、サイドの選手が打つときに(ブロック)1枚になったり、バックアタックがノーマークで打てるので、センターが頑張らないといけないと思っています。 藤井とはずっと東レでやってきた延長戦でコンビは合っていますし、今は深津ともばっちり合っていますので、自信を持ってやれると思います。 ブロックは永遠の課題ですが、割り切りを大事にしたいと思っています。どこにでも全部を止めにいこうとすると、高さも下がって上から打たれてしまうので、それよりは自分の完成した状態、レフトに走ってなど最高到達点を意識してブロックで勝負したい。グラチャンではサーブとスパイクがどれだけ通用するかを自分で知りたいので、その2点で勝負していきたいと思います。