「グラチャンバレー」中垣内監督、石川、柳田らの意気込み
柳田将洋「自分がどれだけしっかり決められるか」
パイプに関しては、セッター2人がいい供給をしてくれるので、あとは自分がどれだけしっかり決められるか。速い攻撃は判断の時間が短くなりますが、世界ではスタンダードだと思うので慣れていくしかないと思っていて、少しずつ慣れてきたと思います。 大会を戦い続けてきて、コンディション的には途中、落ち込んだ場面もあったんですが、国内でしっかり体を作り直すというかコンディションを調整し直したことで、僕だけでなくみんなもよくなっているところはあると思うので、それをもう一回山にして、グラチャンで山の上がったところでやれたらいい戦いができるのかなと思います。相手のレベルも違うので、集中していきたいというモチベーションでいます。 藤井さんとのコンビはある程度はいける感じになっているので不安はないです。パイプも速くなってきていますが、僕としては速いよりはちょっと浮いたのをテンポよく打ち分けていきたいタイプなので、そこはセッターにも調整していただいて……その方向でいけているのでコミュニケーションを取ってやっていきたいです。今のチームのコンセプトと自分の意思をリンクさせて、10-0でもないし、0-10でもないし、どこらがベストなのかをつきつめてやっていきたいと思っています。
山田脩造「食ってやるぐらいの意識で」
全日本でこれまでやってきた中で、評価できる部分もあれば、物足りない部分もありました。グラチャンは全日本シーズンの最後の大会なので、自分の存在感を出していけたらと思っています。ワールドリーグやアジア圏の試合とはまた違う試合になると思いますし、自分も含めけっこうなメンバーが世界を感じられる大会だと思うので、僕個人もそうですが、いい経験になりますし、そこだけで終わらないように。食ってやるぐらいの意識レベルで、そういう意気込みで頑張りたいと思います。 試合に出ていない方ですが、中垣内監督からは「グラチャンでは必ず必要になるときがあるから、そこに向けてしっかり準備してほしい」と言っていただいて、そう言っていただくのはやっぱり嬉しいことなので、しっかり頑張りたいと思います。