ロナウドが6月14日開幕のユーロで達成可能な記録とは!?…英BBCが特集
6月14日に開催国ドイツとスコットランドの対戦(現地時間午後9時)で幕を開けるサッカーのユーロ2024にまたもポルトガル代表主将として出場するクリスティアーノ・ロナウド。39歳となった今もサウジアラビアでゴールを量産し続ける鉄人が今回のユーロでどんな記録を更新できるのか。英国のBBCが電子版で特集した。 まず今回、ロナウドが無事に開幕を迎えて1試合でも出場した場合、コロナウイルスのパンデミックで1年開催が遅れた2021年ユーロ(大会設立60周年記念で11か国の共同開催となった)で樹立し、すでにロナウド自身が記録保持者である5大会出場を6大会出場に塗り替えることになる。 またユーロの出場試合数もすでに『25』を記録して、19試合出場で並ぶ2位の同国代表MFジョアン・モウティーニョ、DFぺぺに6試合差をつけている大記録を伸ばすことになる。 さらに大会通算ゴール記録もロナウドが断トツ14得点で記録保持者。2位の元フランス代表MFミシェル・プラティニが持つ9ゴールに大差をつけており、こちらも個人記録を伸ばすばかりだ。 しかし、アシスト数は現時点で『6』。同い年の元ドイツ代表MFルーカス・ポドルスキと並び、今大会で単独首位となるチャンスがある。ただし、マンチェスターC所属のベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが現役で5アシスト。この分野ではロナウドの現実的なライバルとなりそうだ。 他に記録更新が望めそうなのは、最年長ゴール記録。現在は2008ユーロでオーストリア代表FWイビツァ・バスティッチが38歳257日でゴールを奪ったのが大会記録。ドイツでロナウドがゴールを決めればバスティッチの記録を破るが、41歳で今大会に出場する同国の同僚DFぺぺがゴールを決めた場合は記録更新が難しくなりそうだ。 また決勝での最年長記録は前回のユーロ2021決勝で34歳でイングランドを相手に1-1となる同点弾を奪ったイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが保持。もしもポルトガルが決勝に進出してロナウドがゴールを奪えば、この記録を大幅に更新することも可能だ。 ちなみに1大会のゴール記録はプラティニが1984ユーロで全てを9ゴールを決めて保持。さすがのロナウドもこの記録の更新は厳しそうだ。
報知新聞社