【阪神JF馬体診断】ミストレス
「阪神JF・G1」(8日、京都) 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~C評価しました。週末の予想にお役立てください。 【写真】阪神JFを制するのは?出走馬の馬体をチェック 【ミストレス B】 1週前追いは、道中からスピードに乗り栗東CWで6F79秒6を計測。最後は少し勢いを欠いたが、攻めの姿勢は好感が持てる。当馬が黒鹿毛で父キズナは青鹿毛だが、よく似た腹袋のある筋肉量が豊富な姿形でつなぎのクッションや角度も類似。まだ良化途上で速い脚が使えず戦法も違うが、息の長い脚が使える点はセールスポイントだ。新馬→アルテミスSと確実な良化を示し、今回もトモの迫力は申し分なし。まだ皮膚の厚ぼったさが残り良化の余地は残しているが、それでも前走からの前進は見込める。(馬サブロー栗東・吉田順一) 〈1週前追い切り診断〉坂井を背に栗東CWで6F79秒5-36秒5-12秒0(一杯)をマーク。鞍上のアクションに応えてグイグイと脚を伸ばし、内のホウオウプロサンゲ(3歳3勝クラス)に2馬身先着した。24日の栗東坂路でも素軽いフットワークで登坂しており、好調をキープしている。