会見でパリ五輪への決意を語った江村美咲

　世界女王のリフレッシュ法とは？　フェンシングのパリ五輪日本代表が2日、都内で行われた会見に出席し、女子サブルの江村美咲（25＝立飛ホールディングス）は「自分らしく正々堂々と最後まで戦い抜いて、結果は後からついてくると信じたい」と意気込んだ。 【写真】ロングインタビューに応じた江村美咲 　2022、23年世界選手権個人戦で連覇を果たした。直近のアジア選手権個人戦でも優勝するなど、現在は世界ランキング1位に君臨。1日には日本オリンピック委員会（JOC）がパリ五輪の日本選手団旗手に江村を起用すると発表するなど、金メダル候補への注目度は日に日に高まっている。 　そんな日本のエースは気分転換の一つとして、ユーチューブを視聴している。かつて「よく見るチャンネルは？」と質問すると「午前0時のプリンセスです」と回答。4人組の女性で結成された動画クリエーターで、ユーチューブや「TikTok」で若者の人気を集めるチャンネルだという。江村は偶然見たことがきっかけで興味を持つようになり「それぞれコンプレックスを抱いていながらも、みんなすごい明るい。なんかハッピーになる動画です」と元気をもらっている。 　開幕まで1か月を切ったパリ五輪のフェンシングは、1900年パリ万博の会場だったグラン・パレで開催される。由緒ある建物での一戦を前に、江村は「日本人の中では背が高い方なので、身長を生かした長いリーチのアタックや素早いステップを見てほしい」とにっこり。フェンシングの本場で、表彰台の頂点を目指す。