「実(巳)を結ぶよう願いを込めて」来年の干支「ヘビ」信楽焼の置物作りが最盛期 滋賀・甲賀市
読売テレビ
滋賀県甲賀市では、来年の干支(えと)である「ヘビ」の置物づくりが最盛期を迎えています。 信楽焼の窯元では、毎年この時期に来年の干支の置物を作っています。 地元でとれる良質な土が焼き物に適していることから、奈良時代から始まったとされる信楽焼。 乾燥させたヘビの型に釉薬(ゆうやく)を吹きつけ、20時間焼き上げれば、信楽焼独特の色合いを持つ置物が完成します。 奥田丸隆製陶の奥田隆次さん 「ヘビを結んだデザインになっているんですが、様々な物事が『実(巳)』を結ぶよう願いを込めて作っています」 干支の置物は、年内に約3千個が焼き上げられ全国に出荷されます。