マンU、マクトミネイ売却でナポリとクラブ間合意か…残すは個人合意?
マンチェスター・ユナイテッドは、所属するスコットランド代表MFスコット・マクトミネイの売却でナポリとクラブ間合意に至ったようだ。25日、イギリスメディア『BBC』や大手メディア『ESPN』などが伝えている。 現在27歳のマクトミネイは5歳からマンチェスター・ユナイテッドに在籍する下部組織出身で、2017年5月にトップチームデビューを果たして以降、同クラブ一筋で公式戦通算255試合出場で29ゴール8アシストを記録。今シーズンもここまで公式戦全3試合に途中出場を果たしている。 そんなマクトミネイは1年の延長オプションが付随しているものの、現行契約が2025年6月30日までとなっており、プレミアリーグが定めた収益と持続可能性に関する規則(PSR)に柔軟性を持たせるためにマンチェスター・ユナイテッドは、帳簿上で売却費がそのまま純粋な利益として計算される下部組織出身の同選手売却を検討していることが明らかになっている。 これまでフルアムやエヴァートンから興味が寄せられているが、マクトミネイ自身がプレミアリーグの他クラブへの移籍に消極的だったこともあり、交渉は進展せず。それでも、今回の報道によると、移籍金3000万ユーロ(約48億円)を提示したナポリがマンチェスター・ユナイテッドとクラブ間合意に達した模様で、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏はこれに売却条項も付随していることを伝えている。 移籍決定まで残すは個人的条件での合意となっているが、果たしてマクトミネイは今夏に慣れ親しんだクラブを離れることになるのだろうか。 なお、マクトミネイの売却が決定した場合、マンチェスター・ユナイテッドはパリ・サンジェルマンに所属するウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテの獲得に本格的に動き出すことも報じられており、今後の動向には注目が集まっている。
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