「世界が再注目するFCEV」長い航続距離&水素充填時間の短さが話題に! ホンダ“CR-V e:FCEV”がついに日本で販売開始
FCEVのアドバンテージを有効に活用する様々な機能を搭載
「CR-V e:FCEV」は、水素による発電電力と充電バッテリーからの電力を組み合わせ有効に活用するエネルギーマネジメントモードも装備。日常走行ではバッテリーに蓄えた電気のみでEV走行、休日のレジャーなどではFCが発電する電力も合わせて長距離ドライブなど、運転状況に合わせたエネルギーの使い方を選択できる。 また、スマートフォン感覚でナビやオーディオなどの操作を行える「Honda CONNECTディスプレー」に、FCEVならではの機能を追加。水素ステーションの稼働状況がリアルタイムで分かる「水素ステーション検索機能」、充電に使用する電流量を調節することで、合計電力量を契約アンペア以下に抑制する「充電電流設定」、あらかじめ設定した水素残量になると自動で給電を停止し車外給電などでの水素の使い過ぎを防ぐ「給電下限水素残量設定」など、充電/外部給電の使い勝手を最大限に引き出す便利機能が加えられている。 さらに、ホンダ独自のコネクテッドサービス「ホンダトータルケア プレミアム」に加入することで、「最大充電量設定」「充電待機時間設定」「お出かけ前タイマー設定」などの機能も利用できる。
FCにも対応した世界トップレベルの衝突安全性能を実現
「CR-V e:FCEV」は世界の多くの国と地域で販売される予定で、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を標準装備するとともに、燃料電池システムや水素タンクなどの搭載などによる重要増にも対応して、どこでも通用する世界トップレベルの衝突安全性能を実現。もちろん、水素や高圧電気に対する安全性も高い水準で確保している。 なお、日本仕様の「CR-V e:FCEV」には、プラチナホワイトパールとメテオロイドグレーメタリックの2色のボディカラーが設定される。 新型6代目CR-Vはすでに北米でターボガソリンエンジン車とハイブリッド車が販売されているが、日本で導入されるのは今回発表された燃料電池車のみで、現時点ではターボガソリンエンジン車、ハイブリッド車の国内導入計画はアナウンスされていない。
■「ホンダ CR-V e:FCEV」スペック 全長×全幅×全高 4,805×1,865×1,690mm ホイールベース 2,700mm 車両重量 2,010kg パワートレーン モーター モーター最高出力 130kW(177PS) モーター最大トルク 310Nm(31.6kgf・m) 発電 燃料電池スタック 燃料電池スタック最高出力 92kW(125PS) 燃料 圧縮水素 バッテリー リチウムイオン電池 駆動方式 FWD タイヤサイズ 235/60R18 メーカー希望小売価格 ¥8,094,900(税込)※リース専用 文/近藤暁史 写真提供/本田技研工業
MonoMaxWeb編集部
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