「ecbeing」、YouTubeショッピングと連携 動画からECサイトへワンクリックで遷移 動画の効果を最大化
ecbeingは12月19日、ECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」において、「YouTubeショッピング」との連携を開始した。動画コンテンツの効果の最大化を可能にし、「ecbeing」を利用する事業者の売上向上を支援する。 【画像】YouTubeショッピング連携のイメージ ecbeingの提供する「ecbeing」は、大手や中堅企業を中心に1600サイト以上の導入実績があるECサイト構築プラットフォーム。このほど、YouTubeにおいて、商品紹介から購入までのプロセスをシームレスに繋げられる「YouTubeショッピング」との連携を開始した。 これにより「ecbeing」を導入している企業は、YouTube動画内で紹介する商品を簡単にタグ付けし、その商品を視聴画面上に表示できる。これにより、商品の特徴や使用方法を動画内で効果的に伝え、購買意欲に訴求できる。 視聴画面上に表示された商品は、ワンクリックで直接企業のECサイトに遷移できるため、視聴者は動画を見ながら興味を持った商品をすぐに購入ページで確認でき、シームレスな購買体験を実現。購入意欲が高まっているタイミングを逃さずに捉えられる。消費者にとっては、購買プロセスが大幅に簡素化され、利便性が向上する。 YouTubeチャンネルの「ストア」タブを活用し、自社の商品をYouTube上で視聴者に直接アピールすることもできる。「ストア」タブには、企業が販売する商品の名称や画像、価格などが掲載可能で、視聴者はチャンネル内で簡単に商品を閲覧できる。この機能により、視聴者は動画コンテンツを楽しみながら、興味を持ったブランドの商品をその場でまとめてチェックでき、「ストア」タブの商品をクリックして直接ECサイトに遷移できる。これにより企業は、YouTubeを効果的な販売チャネルとして活用できる。 近年、購買の判断材料となる動画コンテンツの需要は急速に拡大しており、特にYouTubeは世界中で広く利用されるプラットフォームとして、その影響力を強めている。ユーザーが日常的にアクセスし、長時間視聴するプラットフォームなことから、商品やサービスのプロモーションにおいて極めて効果的な場となっている。 消費者は、商品の理解を深めて購入前の疑問や不安を低減・解消するため、その使用方法や特徴について、動画コンテンツを通して直接見る視覚的なアプローチを好むようになった。その結果、動画を用いたマーケティング手法がますます重要視されており、こうした傾向を受け、企業は従来のテキストや画像中心の商品訴求から動画コンテンツを用いた商品訴求へとシフトしているとし、「ecbeing」は、今回の「YouTubeショッピング機能」との連携に至ったとしている。 今回連携により、「ecbeing」を導入する企業は、YouTube上の動画コンテンツを通じて商品の特徴や視覚的な魅力を最大限に引き出すことで、消費者の購買意欲を高める施策を講じることが可能となった。
日本ネット経済新聞