テニス=マスターズ・パリ大会、ズベレフが初優勝 「かなり良かった」
[パリ 3日 ロイター] - 男子テニスのマスターズ・パリ大会は3日、パリでシングルス決勝を行い、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が優勝し、キャリア最高の世界ランキング2位復帰を決めた。 地元出身で優勝の期待を集めた第15シードのウーゴ・アンベールと対戦したズベレフは、6─2、6─2と圧巻のストレート勝ちした。マスターズ・パリ大会初優勝を果たし、ドイツ勢としてはボリス・ベッカーに次ぐ2人目の快挙となった。 またマスターズ1000のカテゴリーでは通算7回目の優勝となり、今季ツアーでは世界1位のヤニク・シナー(イタリア)に1差をつける最多勝利数(66回)となった。 ズベレフは「かなり良かったと思う。勝利のためには、このようにプレーしなければいけないと分かっていた。ウーゴは素晴らしい選手。加えてパリが舞台とあって、彼は普段以上にいいプレーをしていたと思う。観客が味方になると非常に難しい試合になるのは分かっていたので、それを早めに防ぐ必要があった。それができて満足している」と振り返った。