【日本一の暑さ】静岡市駿河区で最高気温39.2度!県内で9月に39度台観測は初…29年ぶり更新(静岡)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
9月も下旬に差しかかっていますが、真夏のような暑さが収まりません。静岡市駿河区では、20日、39.2度を観測し、全国一の暑さとなりました。静岡県内で9月に39度台を観測したのは、これが初めてです。 20日、全国一の39.2度を記録した静岡市。 (佐野 巧 記者) 「9月の最高気温を更新した静岡市内です.。日差しと地面からの照り返しがとても暑いです」 1995年以来、29年ぶりに9月の最高気温を2度以上更新する異例の残暑となりました。 (静岡市民) 「やばいです」「滝汗で勘弁してほしい」 (東京から出張) 「暑いですね 。9月終わりですよね。信じられないです」 (専門学生) 「(今までで)一番暑いです」 (専門学生) 「ケーキが溶けてしまう」 こちらも残暑厳しい観光地・熱海。スーツケースを抱え、暑さを避けながら歩く観光客の姿が見られました。 (観光客) 「ほんとに暑くてしんどい」「涼しい美術館、MOA美術館とかソフトクリームとか食べたい」 (観光客) 「これから海に行こうと思う、足浸かりに。アイスも食べたい。ジェラートおいしいのがあると聞いたので行こうと思う」 熱海駅前にある、観光客に人気の足湯を利用する人も20日はまばら。暑さの中、利用する観光客は…。 (観光客) 「熱海の名物なんで、せっかくだから入ろうかなと暑いんですが」「けっこう顔に汗かく感じ」 (観光客) 「暑いところに熱さをかぶせているみたいな感じ」 最高気温36.7度を記録した三島市。 (観光客) 「暑い、やばいです、やばすぎです。東京でもバテきっているので、おいしくいただこうと思う」 暑い外で待っても食べたいのが…。厳しい残暑でバテ気味な体を癒してくれるウナギです。三島市のウナギ店では職人が額に汗を浮かべながらウナギを焼き上げていました。エアコンが効いている客席とは違い、炭火を使う「焼き場」はとにかく暑い。温度計を置いてみると、気温計はあっという間に40度を超えました。職人は1日5時間近く焼き場に立ち、まさに体力勝負。熱中症対策も欠かせません。 (うなぎ 桜家 関 夏実さん) 「暑さの中で仕事をしているので、熱中症対策として水分補給をまめに取らさせていながら仕事していますね」 こうした中、にぎわいをみせていたのは。 (先生) 「おー涼しい」 (園児) 「涼しすぎる」 浜松市の引佐町にある「竜ヶ岩洞」です。20日も外の気温は35度以上の猛暑日を記録しましたが、洞窟の中は平均気温18度と年間を通して涼しく、まさに天然の冷蔵庫。観光客は、神秘的な鍾乳洞や洞窟内の滝を見ながら涼んでいました。 (観光客) 「東京から友達が来てくれて連れてくところここがいいかなと。(外は)暑いから涼しいんで」「めっちゃ涼しくて、すごしやすいですね」 (観光客) 「気持ちいいね」「全体がひんやりしていてる自然の冷気でエアコンとは違い気持ちいい」 施設によりますと、残暑の暑さが続いていることから、例年の平日に比べても、2024年は1割ほど人が多いということです。 一方、静岡市内の日本茶専門店では。夏の定番“かき氷”がまだまだ主役。 (MARUZEN Tea Roastery 永井 友美さん) 「かき氷がまだまだ出る日が続いている。一応予定では今月いっぱいまでかき氷は用意しているが、この気温が続くのであれば、もしかしたら 来月ちょっと続くのではないか なという感じではいる」 身に応えるほどの季節外れの記録的な暑さ。秋を感じられるのは、いつになるのでしょうか。