復活勝利一問一答 ヤクルト・奥川恭伸「投げている最中はつらかったですけど、そこに立っていることが幸せなことでした」
(日本生命セ・パ交流戦、オリックス3-5ヤクルト、1回戦、ヤクルト1勝、14日、京セラ)ヤクルト・奥川恭伸投手(23)が14日、「日本生命セ・パ交流戦」のオリックス1回戦(京セラ)で2022年3月29日の巨人戦(神宮)以来、808日ぶりの登板を果たし、5回79球を投げて7安打1失点。右肘など度重なるけがを乗り越え、レギュラーシーズンで21年10月8日の阪神戦(同)以来、980日ぶりの白星を飾った。 【写真】言葉を交わす奥川と内山の「星稜コンビ」 ――980日ぶりに勝利を挙げた 「(涙を拭い)安心しています、本当に。ほっとしています」 ――試合前は緊張しているように見えた 「本当に久しぶりの登板だったので、今までにないくらい緊張していた」 ――長岡や武岡ら同期で同学年の選手が守っていた 「自分が苦しいときに後ろを見渡したら、同期の2人がいて、他の先輩方もいて、心強かった。この人たちと一緒なら大丈夫だと思って投げていた」 ――大変な2年間だった。どんな日になった 「この2年間、僕に携わって支えてくれた人たちのためにも、勝ちという形で、何とか恩返しをしたいと思っていた。少しは恩返しできたと思う」 ――野球は楽しいか 「本当に投げている最中はしんどかったですし、つらかったんですけど、そこに立っていることが僕にとっては幸せなことでした」 ――今までのことが報われたと思えるか 「すごく大きな1勝になりましたし、野球の神様というか、本当に助けられたなって思う場面がたくさんあった。そういった意味では本当に報われたなと」