【日本ハム】新庄剛志監督が伏見寅威を抹消した意図語る「28日には戻す」1軍復帰日も明言
<日本生命セ・パ交流戦:阪神-日本ハム>◇18日◇甲子園 日本ハム新庄剛志監督(52)が試合前、17日に伏見寅威捕手(34)の出場選手登録を抹消した意図を語った。 【写真】1軍に戻ってきた宮西と、ガッチリ抱き合う新庄監督 「伏見君が山崎君が投げた後に(出場機会が少なくて)…やっぱ田宮君も育てないといけないし、ベンチでずっといるんだったら、20から25打席、向こう(ファーム)で感覚をちょっとつかませて」。今季は主に山崎福也投手(31)と「さちとら」コンビで出場しているが、成長著しい田宮裕涼捕手(23)にスタメンマスクを譲る機会が多く、ここまで18試合出場にとどまっていた。 伏見を1軍復帰させる日も決めている。「(ファームでの)結果どうこうじゃなくて、28日には戻す。山崎君が(先発の時に)」と説明。交流戦明けのリーグ戦再開初戦となる21日楽天戦(エスコンフィールド)で先発するとみられる山崎だが、そのまま中6日で先発を予定している28日ソフトバンク戦(エスコンフィールド)から「さちとら」再結成の予定だ。 ファーム調整の間に、伏見には1つの課題を与えたという。「お願いしたのは(2軍でも)結構(マスクを)被ることが多いんで、ファームのピッチャーのテンポをちょっと良くしてほしいっていうところで」と2軍投手陣の“現場監督”として底上げを図る役割をリクエストしたという。「必ず伏見君が…この夏場に必ずやってくれる選手なので」と勝負の夏場以降に向けたキーマンだからこそ、2軍へ送り出したと説明した。