【判決】“紀州のドン・ファン”の元妻2980万円詐欺で懲役3年6か月の有罪! 事件から6年 9月12日に始まる殺人容疑の初公判 ポイントは“直接証拠” 事件の今までを振り返る
しかし、須藤被告が野崎氏に対し覚醒剤を摂取させたことを裏付ける“直接的な証拠”は見つかっていません。また、逮捕前の任意聴取では須藤被告は事件への関与を否定していて、逮捕後は黙秘を貫いているといいます。
そして、野崎氏の自宅などの関係先からは、覚醒剤や吸引に使う道具などは発見されていません。また、野崎氏が覚醒剤を日常的に使用していた形跡もないとのことです。 捜査関係者によると、 ・自宅の台所や掃除機から、微量の覚醒剤が検出された ・須藤被告に覚醒剤の密売人と接触した形跡がある ・須藤被告に日常的に覚醒剤を使用していた形跡がない ・須藤被告がインターネットで 『覚醒剤』や『完全犯罪』に関連した情報を検索していた などがわかっています。
事件当日を振り返ると、 ・正午ごろ、野崎氏・須藤被告・家政婦の3人で昼食。 ・午後3時ごろ、家政婦は外出します。この時間から家政婦が帰宅するまでは、野崎氏と須藤被告の二人きりになっていたということです。 ・午後5時ごろ、野崎氏は2階の寝室へ入っています。 ・午後6時前、野崎氏は1階でビールを飲み、また2階に上がりました。 ・午後7時ごろ、外出していた家政婦が帰宅。 ・午後8時ごろ、須藤被告と家政婦は2人でテレビを見ていました。このとき2階の寝室から「ドーンドーン」という音が聞こえたとのことです。 ・午後10時半ごろ、須藤被告、家政婦の順で2階の寝室へ行ったところ、ソファの上で動かなくなっている野崎氏を発見しました。 警察によると、死亡推定時刻は午後9時頃とのことで、野崎氏が2階に上がってから死亡推定時刻まで、空白の3時間となっています。 事件から6年、須藤被告の逮捕から3年、裁判の行方は? (「情報ライブ ミヤネ屋」2024年9月2日放送)
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