冬の北海道のバイク遊び!?千歳オフロードパークに行ってみた!
スノーバイクに乗ってみた
続けてライダーお待ちかねのスノーバイクの登場ですが、こちらは初耳の方も多いと思いますので、まずはどんなものなのかを解説します。 スノーバイクとは市販のバイク(主にモトクロッサー)の前輪をスキー板、後輪をキャタピラに換装した雪道を走るためのバイクで、スノーモービルのように「スノーモービルとして」開発された独自の乗り物ではありません。 スノーバイクはあくまで市販のバイクがベースのカスタム車両ですので、操作方法などはノーマル状態のバイクに準じます。 ちなみにあくまで「平らな場所」という前提ですが、キャタピラの横幅のおかげで自立します(足つき関係なし) なお、千歳オフロードパークのスノーバイクは、カワサキの「KLX230R S」がベース車両となっています。 ────────── スノーバイクの操作方法 ────────── スノーバイクはあくまで市販のバイクがベースなので、操作方法は通常のバイクとほぼ同じです。 エンジンの始動はイグニッションをONにしてからのスタータースイッチだし、アクセルもスノーモービルみたいなレバーじゃなくてグリップだし、当然クラッチを使ってギアチェンジもできます! 通常のバイクと異なる点はブレーキ操作で、そもそもスノーバイクには「フロントブレーキ・リアブレーキ」という概念がなく、通常のフロントブレーキ操作はキャタピラの減速、そしてリアブレーキは撤去されています。 ちなみに常に雪の抵抗を受けているので、通常はアクセルを緩めるだけで十分減速してくれます。 ギアは発進時は通常のバイクと同じく1速、走行中は主に2速~3速を使い、4速以上に入れることはほとんどありません(少なくてもコース内では) ────────── スノーバイクで走ってみた感想 ────────── まず初めに言っておくと、僕はスノーバイク経験者なので、今回はすんなりと乗ることができましたが、少なくてもスノーモービルよりは慣れが必要な乗り物です。 最初の関門はズバリ「発進」で、これが通常のバイクのようにゆったりとクラッチを繋ぐと、雪の抵抗に負けてエンストする可能性が高いです・・・ なので、慣れないうちはある程度アクセルを煽りながら、クラッチを「スパっと繋いで」発進するのがコツです! 曲がり方は通常のバイクよりも体重移動が必要ですが、慣れてくると独特の浮遊感が最高に気持ち良くなってきます! とにかくこの楽しさは乗ってみないと分からないのですが、いくら北海道とはいえスノーバイクを気軽に体験できる場所は中々無いので・・・そういう意味でここは本当に貴重な場所だと思います! ちなみにスノーバイクは一応転ぶ可能性がある乗り物ですが、仮に転んでも雪上なので全然痛くありません・・・が!心と財布(修理代)はダメージを受けますので、くれぐれもご注意を・・・