新城幸也がUCIプロチーム、トスカーナファクトリー・ヴィーニファンティーニに移籍!
新城幸也がUCIプロチーム、トスカーナファクトリー・ヴィーニファンティーニに移籍!
新城幸也が2025年シーズン、イタリア籍のUCIプロチーム、トスカーナファクトリー・ヴィーニファンティーニと1年契約を結んだことが12月5日(木)に発表された。現役続行を表明した新城は、来シーズンもヨーロッパを拠点に、アジアツアーや日本でのレース出場にも意欲を見せている。
ベテラン新城、新たな挑戦へ
2022年に設立された同チームは、今シーズン「チームコラテック・ヴィーニファンティーニ」としてUCIプロチームとして活動。UAEツアーやミラノ~サンレモ、ストラーデ・ビアンケ、ティレーノ~アドリアティコといったワールドツアーレースへの出場に加え、10月のツール・ド・九州にも参戦した。また、2023年にはジロ・デ・イタリアにも出場している。
引退も考えたが…「自分のためにレースを走りたい」
プレスリリースによると、新城は自身の年齢を考慮し、キャリア終盤は自身の希望するレースに出場できるチームを探していたという。複数のチームと交渉を進める中で、アジアツアーや日本開催のUCIレースに積極的に参戦したいというトスカーナファクトリー・ヴィーニファンティーニの意向に共感し、契約に至った。 新城は「やっと皆さんにご報告できることを嬉しく思います。来シーズンもヨーロッパで走り続けます。正直、自分の年齢を考えれば引退という文字も頭をよぎりましたが、体力的にはまだまだ走れるという自信もあり、残りのキャリアは自分が出場したいレースを走って終わりたい」とコメント。 さらに、「トスカーナファクトリー・ヴィーニファンティーニは、今年もツール・ド・九州に出場するなど日本でのUCIレースや多くのアジアツアーへの出場を目指しており、自分の経験を一番活かせる、まだまだ活躍の場を与えてもらえるチームだと感じました」とチームへの期待を語った。「来シーズンは日本でも走る機会が増えると思いますので、楽しみにしていてください。まだまだ引退しませんよ(笑)」と、ファンに向けて力強いメッセージを送っている。