阪神・藤川監督、FA権は「選手の権利」 自身は海外FA権を行使
高知・安芸で行われている秋季キャンプを指導する阪神・藤川球児新監督(44)は4日、大山、坂本らFA権を保有する自軍の選手について改めて持論を展開した。 「選手の権利であるし、球団の思いもあるんでしょうけど、一番は彼らが何を選択するのが自分にとって一番幸せになるのか」 自身も2012年オフに海外FA権を行使して米大リーグに挑戦。「僕もチームの監督として思うところはある」と複雑な気持ちを吐露。直接、言葉を交わしたかについては「どうでしょうかね」と話すにとどめた。 「(チームに)残らなかったときに『裏切り』みたいな印象がついて。僕らの時代はそうだったので、そういうもの自体も変えていきたい」。FAをめぐる日本特有の文化も改革する。