飛行機の非常口を開けようとした男、他の乗客からボコボコにされる。当初は乗務員を脅すも(海外)
飛行中の機内で非常口を開けようとした男が、他の乗客に取り押さえられた。SNSには、当時の混乱した機内の様子が投稿されている。 【実際の映像】乗客に取り押さえられ、ボコボコにされた男
事件が起きたのは11月5日、ブラジル発パナマ行きのコパ航空便でのこと。 英インデペンデント紙によれば、パナマ・シティに着陸する30分前、乗客の男が、食事トレイからプラスティック製のナイフを取り、客室乗務員を脅した。そして、機体中央にある非常口を開けようと試みた。 その後、非常口のドアを触ろうとする男を、数人の男性が取り押さえた。SNSに投稿された動画には、他の乗客たちが男の手首を拘束しようとする様子が映っている。 Xには、騒動後に撮影されたとみられる画像も公開された。写真の中央に座るのは、非常口を開けようとした男。顔からは出血し、ぐったりとした様子だ。同紙によれば、男は取り押さえられると同時に、周囲の男性に殴打されたという。
乗客の1人は米ニューヨーク・ポスト紙の取材に応じている。 「彼は警告されたのにもかかわらず、機体後方に向かった。非常口を通り過ぎた。そして前方に引き返してドアを開けようとした」 「1人の客室乗務員が叫び始め、もう1人が彼を引き留めようとした。でも、力が強すぎて止められなかった」 「彼は意識を失いそうになるまで殴られていた」 コパ航空はその後、声明を発表。「乗務員は迅速に行動し、何人かの乗客の協力を得て、パナマに着陸するまでの間、必要な安全プロトコルを適用した」「到着後、国家保安要員が航空機から当該の乗客を連れ出し、司法当局に連行した」としている。
BuzzFeed Japan