【本当にあった恐怖のPTA委員決め】うつむき震える参加者、1人ずつ「なぜPTAできないのか」尋問の刑…
PTAが盛んな地域に住む我が家。今年、小4長男の学年で『広報』に立候補しました。しかーし、どうやら情報通のママMさんによると「うちの学区、広報委員は人気がない」らしい。 小5、小6で決まった人はシブシブ枠。それもそのはず。決まった方はパソコンをお持ちでないとのこと。そりゃ広報係したくないだろう。さーて、パソコンを持っている我が家、めんどくさいことになりそう。 「こんなPTAやめちまえ!」と言い放ったシンママの末路とは?【マンガで読む】 場所は変わって・・ 今、次男の学年である小2のPTA役決め真っ最中。『広報委員』だけ立候補者がおらず…うん。困った。 広報係だけ立候補者がいない!
うわ!本当にうちの学区では人気のない係だったんだ。6学年を通して立候補したのは我が家だけ!私のリサーチ力、どれだけザルなの? 立候補者がおらず、静まり返る教室。人はいっぱいいるのに、シーーンとしています。 遠くにいるKさん(小5広報委員に決まった方)と目が合います。 お互い、声に出さずとも、 「広報!立候補者いないやん!」 と言っているのが分かります。 ここから地獄タイムの始まり。 「広報係が空いています。立候補したい人は挙手お願いします。」 PTA本部の選挙管理委員会の人が言います。 シーーーン だーれも手をあげません。 黒板に貼り付けられた模造紙には『PTA候補者として得票の多かった方』が書かれています。これは、事前に保護者に名簿と投票用紙が配られ、投票した結果です。過去記事に書いた通り、『過去のPTA○○係をしたログ』も配られているので、今までPTAをしていなかった人に票が集まります。 得票が多かった人が1人ひとり、みんなの前で当てられる時間になりました。 PTA本部の人が、申し訳なさそうに、 「票が多かった〇×さん、広報係とか今年どうでしょうか。」 突然当てられた顔面蒼白の〇×さんが、手を震わせながら答えます。 「すみません。今年は全く想定しておらず、家庭のこともいっぱいいっぱいで、とても役をできる状態ではありません。」 「そうですか…」 というか、1番票が集まった〇×さんってお姉ちゃんがいるはず。確か、この小学校ではなくて私立小学校に通っています。私立小学校に通うお姉ちゃんがいるから投票されたのかな?みんなよく知ってるな(お前もな)。『あいうえお』順も1番上。いろいろ分が悪い。 この静まり返った雰囲気、見てられない。 PTA本部の人も泣きそうな声で頼みます。 「そこを何とかなりませんかね…」 うつむく〇×さん。声を絞り出します。 「…すみません。来年以降考えますので…」 いやもう、他のお母さん達もみーーんな下を見ています。頭を上げているのは既に広報委員に決まっている小5代表のKさんと私くらい。誰か、誰か一緒にやらない?やろうよ。心の中で声をかけます。 会場は、静まり返っています。