「110億円増額」の方針 秋田の新県立体育館について 県「今回は応札頂けると思っている」
秋田朝日放送
秋田県の12月議会は17日から一問一答形式で行われる総括審査です。議論は県が110億円の増額方針を示している新県立体育館に集中しました。 110億円にのぼる施設整備費の増額や現在のスケジュールで事業者に再入札へ参加してもらえるのか。再度の入札不調となるおそれはないかという声が議員からあがりました。 瓜生望議員:「110億円の増額したことで事業者が応札する見通しは」 秋田県観光文化スポーツ部 石黒道人部長:「前回入札意思を示した4グループの皆さんに対して文書で新しい条件の下で応札の意向があるか確認している。結果について競争性の阻害から何社がどういったというのは言えないが応札の意向を示している事業者は確認しており今回は応札頂けるものと思っている」 三浦茂人議員:「12月下旬に入札公告して2月中旬に提出期限と。1カ月半しかない」 秋田県観光文化スポーツ部 石黒道人部長:「11月下旬から新しい入札公告予算が通ればという前提でこういった内容で要求水準を示す予定ですと事前に示すことで実質的には見積期間を80日近く、70数日とれるような形にしている」 その上で県側は設計・施行・運営を一体で行うPFI方式のメリットとして建設工事の着工は2~3カ月遅れる見込みだが工事をやっている間に運営準備を進めることができ遅れを取り戻すことができると説明しました。 佐竹知事は「新県立体育館は一般県民の利用度が高く様々な使い方ができるようにし県スポーツ科学センターの老朽化も進んでいるのでこの機会に建て替えをしたい」と議会に理解を求めました。
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