こんなモダンな薪ストーブが欲しかった! 簡素にして美、家具のようにマッチする 薪ストーブで心地いい暮らしを!
ガラス越しに見るゆらめく炎、癒されます!
デンマークで人気の薪ストーブ・ブランド、ライスから新作が登場。ゆらめく炎が空間に動く彩りを添える。 【写真4枚】デザインが素晴らしい! デンマークのライスの薪ストーブ「ネクソー100」 ヒュッゲ(Hygge)という言葉は、デンマーク人にとって特別な意味を持つ。日本語では「心地よさ」に近いが、ただ空間のみならず、過ごす時間にも使われるのが興味深い。 ハンス・J・ウエグナーやアルネ・ヤコブセンなどが手がけた名作家具を思い浮かべればわかりやすいだろう。そしてこうしたマインドは、デンマークの冬に欠かせない薪ストーブにも息づいている。 スカンジナビア半島中央の港町でつくられるライスの製品は、従来の薪ストーブとは異なり、モノトーンで都会的。 装飾を排したデザインは空間の中で存在を主張し過ぎないが、「アート・オブ・ファイア」というブランドのキャッチコピーにふさわしく、大きな窓でゆらめく炎を美しく見せてくれる。新作の「ネクソー100」では、3面に大きなガラスの開口部を配することで、さらにダイナミックに炎の借景を楽しめるようになった。 北欧が生んだモダンな薪ストーブを私たちの暮らしに取り入れ、日本の冬にふさわしいヒュッゲを見つけてみたい。 文=酒向充英(KATANA) (ENGINE 2025年1月号)
ENGINE編集部
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