機体や船体の特徴を知る!プラモデル趣味の醍醐味をスケールモデルで満喫
■映画でゴジラと対峙した“異端の翼”を卓上で満喫
ハセガワ 「1/48 九州 J7W1 局地戦闘機 震電 『ゴジラ-1.0』 劇中登場仕様」(3300円) 【キット自体は約40年前のものだけど今見てもプロポーションは抜群! 組み立ての説明書が見やすく刷新されているのもポイント。映画を見て作りたい人はぜひ挑戦してほしい(長谷川さん)】 第二次世界大戦末期に1機のみ試作された局地戦闘機が題材。“劇中登場仕様”として、プロペラの接地を防ぐための垂直尾翼の補助輪を切り取り、機首の機関砲を削るようになっている。組み立て説明書にはキャノピー用のマスキング型紙も用意。※限定生産版のため、現在は店頭在庫のみの状態
■波立つ洋上を離着陸可能な特殊な機体を忠実に再現!
青島文化教材社 「海上自衛隊 救難飛行艇 US-2 20周年記念パッケージ」(6380円) 【海上自衛隊岩国基地にある実機を取材して設計されたというプラモデルの作りは上々。パカパカと組み立てられるし、机に飾りやすいサイズ感なのでビギナーにもピッタリ!(長谷川さん)】 前身となる試作機US-1A改の初飛行から20年を記念したスペシャル版。US-2、US-2 試作1号機、US-2 試作2号機という3タイプの中から選んで組み立てる。主脚やフラップも展開状態または格納状態を選択可能だ。
■金属製&木製パーツなどでじっくり作り込める本格派
ハセガワ 「1/250 南極観測船 宗谷 第二次南極観測隊」(3万2780円) 【ポントスモデル社は船のディテールアップパーツのトップメーカー。同社のパーツがこれだけ入っていて、この価格はお買い得。ゆっくりと時間を掛けてきれいに作ってほしい(長谷川さん)】 模型メーカー・ハセガワと、プラモデル用パーツなどを製造するポントスモデルとのコラボ製品。第二次南極観測に運用された宗谷が題材で、門型のマストや艦載する水上機などから、第1次南極観測時の宗谷との違いを見て取れる。
■姿勢制御機能をはじめ“74式らしさ”を徹底追求
ホビージャパン 「1/35 HJ モデルキットシリーズ No.5 陸上自衛隊 74式戦車 G型 プラモデル HJMM005」(7784円) 【徹底取材で再現されたエンジン周辺の造形は特に緻密。赤外線暗視装置やサイドスカートなどの装備がテンコ盛りのG型らしい姿を堪能できる。戦車模型は塗装しやすく初心者にもおすすめ(長谷川さん)】 “戦車らしい戦車”としてミリタリーファンからの人気が高いものの、残念ながら今年で退役となる“74式”が題材。作りやすさの工夫として、履帯の組み立てをサポートする専用の治具パーツが付属。パーツ数は約810点。