【阪神】岩貞祐太、原口残留に「うれしい選択」盟友4人での1軍共闘へ「みんなで戦えるように」
阪神岩貞祐太投手(33)が14日、来季目標に91年組カルテットでの1軍大活躍を掲げた。地元熊本で行われた選手会イベントのシンポジウム「夢の向こうに」に同郷の同僚、大竹、島田、百崎とともに参加。FA残留した同い年の原口について「出ていったら寂しい。また同じチームでやれる。安心し たというか、うれしい選択をしてくれたと思います」と大歓迎した。 チームには原口を含め、岩崎、梅野と同学年が4人いる。「しっかり結果を残して、みんなで戦えるように」。来季は34歳シーズン。1学年上のチーム最年長、西勇に次ぐ年長プレーヤーとなるが、4人でお立ち台に立てれば最高だ。 夢実現へ、自分自身とも向き合う。プロ11年目の今季は左肘の故障もあり、プロ11年で最少の2試合登板に終わった。「まずは自分のこと。そのあとに、チームのことをしっかり見られるような状態をつくることはマスト」と力を込めた。 この日は熊本県内の高校球児たちと交流し、ブルペンでは自らの経験も交えながら身ぶり手ぶりで指導も行った。「今の子はうまいと思いますよ」。後輩たちとの触れ合いで決意新たに、再起を期す。【佐藤究】