昨季越谷でプレーした二ノ宮康平が現役引退「素晴らしい仲間に出会えたことは何よりの財産」
7月14日、越谷アルファーズからの退団が発表されていた二ノ宮康平が、自身のインスタグラムで現役引退を表明した。 埼玉県出身で現在35歳の二ノ宮は、173センチ70キロのポイントガード。慶應義塾大学からトヨタ自動車アルバルク(現アルバルク東京)へと進み、2016年のBリーグ開幕後は琉球ゴールデンキングス、滋賀レイクスターズ(現滋賀レイクス)、B2の茨城ロボッツでもプレーした。越谷加入4年目だった2023-24シーズンは、レギュラーシーズン20試合の出場で、1試合平均2.8得点1.4リバウンド2.2アシストを記録した。 今回の引退発表に際し、二ノ宮は「この度、現役生活を引退することに決めました。バスケを始めてから27年間、多くの方々との出会いやサポートのおかげで、様々な経験をさせていだき、文章では表せないくらいとても濃い現役生活を送ることができました。そして、バスケを通じて素晴らしい仲間たちに出会えたことは私の何よりの財産であり、今後の人生においてもとても大きなものとなりました。本当にありがとうございました」と心境を綴った。 さらに、自身のセカンドキャリアについても触れ、「今後は様々な地域でのクリニック活動とバスケスクールのお手伝いという形で、自分が伝えられる経験やスキルを子どもたちに伝えていき、バスケに携わっていきたいと考えています! クリニック希望の方(個人、団体、地域)がいらっしゃいましたらお気軽にDMください! ミニバス、中学生、高校生、大学生、年代問わず自身が経験してきたものを指導していきたいと考えています。今後ともよろしくお願いします!」とコメント。13シーズンにわたるプロキャリアによる自身の経験を生かし、後進の育成に力を入れていくようだ。
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