トプラク2度目の戴冠か? 新人ブレガの大逆転か? 長島哲太もスポット参戦 | FIM スーパーバイク世界選手権 2024 第12戦(最終戦) へレス プレビュー
ホンダ勢としてはワークスチーム「Team HRC」がイケル・レクオーナとチャビ・ビエルゲのラインナップ継続を発表しましたが、日本の「MIE Racing」はまだ来季について未発表となっています。
今回の最終戦・ヘレスにはなんと日本の長島哲太が「Team HRC」からワイルドカード参戦することが決定。今季はDUNLOPのトップチームで全日本ロードレース選手権JSB1000への参戦が主戦場となっている長島哲太ですが、HRCのテストライダーとして度々ヨーロッパを訪れ、テスト走行で開発を担ってきました。
ホンダは今季もマニュファクチャラーズランキングでは最下位の5位と苦戦していますが、前戦エストリルではイケル・レクオーナ(ホンダ)が今季初の表彰台を獲得するなどシーズン中盤からはコンセッション(優遇措置)の効果もあってか成績が向上しています。長島は2022年最終戦以来2年ぶりのWSBK参戦。この2年間、スポット参戦を除いて日本人ライダーが不在でしたが、表彰台を狙えるポテンシャルを備えたホンダCBR1000RR-Rで長島がどんなパフォーマンスを見せるかも楽しみです。
文:辻野ヒロシ
辻野 ヒロシ