逆風の中で生きる「東大卒ママ」たちが若い”高学歴女性”に伝えたい教訓 配偶者選びは?子どもを産むタイミングは?
いずれにおいても「子どもを持つタイミング、妊活や不妊治療など生々しい話もできる関係性をパートナーと築いていくことが大事」「出産によるキャリア中断はつらい」「リスクを考える(離婚、死別、シングルマザーになっても育てられるように)」という発言もあった。 子どもを産むことは、自分だけで計画してもその通りにはいかないこともある、ということを充分に理解しておく。子供を産まない人生になった場合に、どんな風に生きていきたいか、どんな選択肢があるのか、をパートナーとよく話し合ってイメージを膨らませておく。
■若い女性たちに知っておいてほしいメッセージ 妊娠出産は自分だけで決めることができないし、計画的にコツコツと努力を重ねても、計画通りには進まないことがある。東大生をはじめ、計画的で努力家な大学生の女子たちに、知っておいてほしいメッセージである。 思い通りにいかないのは、妊娠出産だけではなく、その後の子育ても同じ。東大ママ門は同窓会組織として子育ての悩みなどを共有しており、最近は不登校や発達の遅れなどについて話し合う交流会も実施している。
そうした悩みを共有できる場をいくつか持っておいたり、必要に応じて訪ねていくこと。そんなことも、ぜひ若い女性たちには知っておいてほしい。 (この記事は東大ママ門2023年度幹事・アンケート班が記事執筆を担当した) この記事の前編:なぜ東大女子は少ない? 知られざる卒業生の本音
東大ママ門 :東大卒ママの同窓組織