部品取りの三菱「ジープ」を純正に戻した理由は? ノーマルの乗り味を知るためでした…いまでは超貴重な初期型エンケイ「バハ」ホイールに注目です
バイク乗りが初めて乗るクルマに選んだのは知人から譲り受けた三菱ジープ
2024年9月14日~15日に山梨県のスタックランドファームオフロードコースで毎年恒例の「ジープジャンボリー」が開催されました。「三菱ジープ」を中心に、ウィリス「MB型」から現行のジープ「ラングラー」まで幅広いジープが会場に集まった中から、今回は、初のクルマがこの三菱J55型ジープというオーナーを紹介します。 【画像】初期型エンケイ バハ、しかも深リムの希少ホイールを装着! 三菱「ジープ」を見る(12枚)
荷物を積めるジープはキャンプの相棒に最適
ここに紹介するブラックの三菱J55型ジープのオーナーは伊東さん。これまでずっとバイクひと筋だったそうで、3年前に手に入れたこの1994年式のJ55が初めてのクルマだったという。初めてのクルマにいきなりジープというのも思い切った選択をしたものだが、本人はこう語る。 「半分オープンみたいなジープはバイクと感覚も近いし、どちらかというと普通のクルマに慣れている人がジープに乗る方が大変なんじゃないですかね。私に言わせると、屋根があるのはそれだけで偉大ですよ」 以前バイクでキャンプに行っていた頃は、荷物も最小限にして厳選したギアのみをチョイスしていたが、ジープに乗ってからはキャンプ道具もサイズや重さを気にしなくてよくなったため、現在はジープで思う存分にキャンプを楽しんでいるそうだ。
部品取り車を入手してあえてノーマル戻しを楽しむ
もともとこのクルマは知人が部品取り車として所有していたもので、それをそのまま譲り受けたそう。購入当初、すでに足まわりがリフトアップされていたそうだが、オリジナルの足まわりがどんなものかを知るためにノーマルに戻している。 じつは幌も当初はBESTOP製の社外品が付いていたそうだが、できれば純正に戻したいと思い、J59型用のオプション品だった幌を入手して装着。こちらも純正に戻したそうだ。 「皆さんリフトアップする人が多いですが、ノーマル車高の乗り心地も悪くないし、意外と良いですよ。幌もやっぱり純正の作りはよくできてますね。でもこの幌、結構縮んできてるので、もう外せません。外したら二度と装着できないと思います(笑)」
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