もういらない…。“構想外”=ほぼクビ状態の名手10人。今夏の放出が確実な実力者たち
キーラン・ティアニー(スコットランド代表) 生年月日:1997年6月5日 所属:アーセナル(イングランド) 23/24リーグ成績:20試合0得点2アシスト(レアル・ソシエダ) 現在のアーセナルで最も選択肢が多いポジションが左SBである。冨安健洋、オレクサンドル・ジンチェンコ、ユリエン・ティンバー、ヤクブ・キビオル、そしてキーラン・ティアニーの5選手が1つのポジションをめぐって争っている。 加えて今夏のアーセナルはボローニャからイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリの獲得を目指しており、彼も左SBでプレーすることができる。となれば、昨夏同様に偽SBでのプレーができないティアニーは余剰戦力となり、2年続けて新天地を探すことになる。 2023/24シーズンにレアル・ソシエダへとローン移籍したティアニーは、試合によって良さを発揮した一方で怪我が多く、シーズンを通した活躍ができなかった。今夏のユーロ(欧州選手権)は彼にとってアピールの場となるはずが、グループリーグ第2節スイス代表戦でハムストリングを怪我してしまった。 本来は今夏の移籍が決定的だったが、この怪我の重症度次第では移籍が実現しない可能性もある。余剰戦力をなるべく減らしてスリム化したスカッドを組みたい中で彼の怪我は大きな痛手だ。
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