【プレビュー】エース出場停止の中久保建英に期待。バルセロナは4連勝なるか | ラ・リーガ
2024-25シーズンのラ・リーガ第4節が日本時間9月1日から9月2日にかけて開催される。 ■バルセロナvsバジャドリード 開幕4連勝を目指すバルセロナが昇格組のバジャドリードと対戦する。ハンジ・フリック率いるバルセロナは、2024-25シーズン最初の3試合で勝ち点9を獲得し、首位に立っている。一方、レアル・バジャドリーは開幕3試合で勝ち点4を獲得し、11位につけている。 バルセロナはこの3試合のうち2試合でビハインドを背負っており、前回のラージョ・バジェカーノ戦ではペドリが1分に同点に追いつき、マドリーでの試合ではダニ・オルモが82分にゴールネットを揺らし、デビュー戦を勝利で飾っている。シーズン終了まで、まだ多くの試合が残っているが、バルセロナのスタートダッシュは、特に怪我人の問題を考えれば、印象的なものであった。 一方、水曜日に17歳のベルナルがACLを損傷したことが確認され、手術を受けることになった。アンドレアス・クリステンセン、エリック・ガルシア、アンス・ファティ、ロナルド・アラウホ、フレンキー・デ・ヨング、ガビも欠場する予定だ。 ■ヘタフェvsレアル・ソシエダ ヘタフェは今シーズン初勝利を目指し、レアル・ソシエダをコロシアムに迎える。一方、ラ・レアルはミッドウィークにアラベスと対戦し、悔しい敗戦を喫したため、ポジティブな反応を見せたいところだ。 ヘタフェは、夏に多くの退団者を出し、少人数のチームで戦わなければならなかったにもかかわらず、新シーズンの着実なスタートを切った。 レアル・ソシエダはラ・リーガ開幕3試合で1勝2敗と、新シーズンのスタートダッシュに圧倒されていることだろう。リーグ開幕戦のラージョ・バジェカーノ戦ではホームで惜敗し、アウェーでは昇格してきたばかりのエスパニョールに、久保建英の決勝弾で1-0の勝利を収めた。 前節はミケル・オヤルサバルが退場となったため、今節では欠場予定。一方で今夏にアイスランド代表FWオーリ・オスカールソン(20)を獲得しており、新戦力のデビューにも期待だ。 ■レアル・マドリードvsベティス ミッドウィークに引き分けに終わったレアル・マドリードは、日曜日にレアル・ベティスをホームに迎え、勝利への道を取り戻そうとしている。一方、レアル・ベティスはリーグ開幕2試合を引き分け、今シーズンのリーガ初勝利を目指している。 UEFAスーパーカップでアタランタを2-0で破ったレアル・マドリードは、キリアン・エンバペをチームに加えたことで、初のラ・リーガを快調にスタートするのではないかと期待されていたかもしれない。 しかし、レアル・マドリードとエンバペは、ソンモッシュで行われたマジョルカとのリーグ開幕戦で1-1の引き分けに終わるなど、フラストレーションの溜まる結果を何度か経験している。先週末の昇格組レアル・バジャドリードとのホームゲームでは3-0の完勝を収めたが、木曜日にグラン・カナリア島で行われたラス・パルマスの一戦ではあっけなく足止めを食らった。 この結果、レアル・マドリードはリーグ戦での無敗記録を35試合に伸ばしたものの、4位となり、首位バルセロナに勝ち点4差をつけられたことは悔やまれる。エンバペはラ・リーガでのゴールはまだ生まれておらず、ベティス戦で生まれるか注目だ。