浦和のマチェイ・スコルジャ監督

　浦和のマチェイ・スコルジャ監督が２８日、敵地の横浜ＦＭ戦（３０日、日産ス）に向けてオンライン会見を行った。 　アウェーの横浜ＦＭ戦は１９年から５連敗中の鬼門。昨季、４度対戦したスコルジャ監督は「非常に強力なアタッカーがいる。アンデルソンロペス、エウベル、ヤンマテウス。この３人はＪリーグの中でも最もポテンシャルが高い選手たちだと思う。まずスペースをあまり与えないことが必要。１対１のチャレンジが得意な選手たちでもあるので、しっかりと処理しなければいけない」と警戒を強めた。 　相手は２７日の天皇杯・準決勝で延長戦の末に神戸に敗れ、中２日の過密日程。一方、浦和は中６日とコンディション面で有利な状況となる。それでも、指揮官は「私はそういうふうに捉えたくない。選手には『相手は疲れている、アドバンテージがあるであろうと思ってしまってはいけない、非常にタフな試合に向けての準備をしよう』と話をした」と気を引き締めた。 　前節・柏戦は連敗を４で止め、１２位に浮上。チーム一丸で勝利をつかみ、残留に向けて一歩前進した。スコルジャ監督は「残り５試合ではあのような姿が必要だ。常に次の試合のことのみを考え、柏戦と同じように走って戦う準備をしなければいけない」と強調した。