「諏訪神社電停」が渋滞緩和策で45メートル移設 従来の地下道の一部は通行止めで困惑も【長崎市】
テレビ長崎
長崎電気軌道が運行する路面電車の「諏訪神社電停」が移設され、17日に供用が始まりました。 渋滞の緩和やバリアフリー化が目的ですが、移設にともない地下道の一部が通行できなくなりました。 KTN記者 「きょうから諏訪神社電停の場所が変わりました。これまではあちらの地下道を通って電停に来ていましたが、きょうからはこちらの横断歩道を使って電停に来ることができます」 長崎電気軌道の諏訪神社電停が蛍茶屋方面に45メートル移設され、17日の始発から供用が始まりました。 国道34号と馬町交差点の慢性的な渋滞の緩和や事故の防止が目的で、今後は長崎市中心部に向かう車線を増やして4車線にする計画です。 今回の移設でバリアフリーが実現され、諏訪神社電停のアクセスが大きく変わりました。 これまでは、地下道の階段を使わなくてはいけませんでしたが、横断歩道が新たに設置され、17日からは簡単に移動ができるようになりました。 利用者 「直通がいい」「(階段を)降りるだけじゃなく上がってこないといけないから」 一方で、地下道は一部が通行止めになり、利用者からは困惑の声も聞かれました。 通行人 「不便。仕方ないと思えば周回するけど」 通行人 「きのう休みだったらこうなってるとは思わなかった」「便利じゃない。上を通っていかないといけないから」 国土交通省は工事の完了時期を未定としていますが、今後、これまで使っていた電停を取り壊すことにしています。
テレビ長崎