NewBalance(ニューバランス)「1906」から 話題沸騰のローファータイプが登場!
インラインモデルは「ニューバランス」らしさが際立つ
大きな特徴は「1906」をそのままローファータイプに変えてえしまった部分だろう。国井さんはこう続ける。
「『2002R』がリリースされた時と似ているのですが、『2002R』も当時のアーカイブカラーだけでなく、ゴアテックスやスライドタイプなどのさまざまなモデルバリエーションがリリースされたと思います。『1906R』も人気に胡坐をかくことなく展開しているので、『1906L』もその派生のうちのひとつという位置づけです。品番の後につく“R”は“Reinvention=再発明”という意味なので、そういったアプローチになったのだと思います。
元々、『1906』は『2002』の対として登場したパフォーマンス用のモデルでした。今回のローファーでもパーフォーマンスモデルらしいオープンメッシュが使われています。『ジュンヤ ワタナベ マン』とのコラボではアッパーにレザーが使われ、ローファー寄りのアプローチだったので、今回のインラインモデルは『ニューバランス』らしさを感じさせてくれます」
実際、足入れした時の感想も、国井さんはこう語ってくれた。
「スニーカーのツーリングを使っているので、クッション性は申し分ないですし、メッシュアッパーなので通気性も良いと思います。ヒール部分にTPUのパーツを配置しているので、サポート感も良い感じです」
満を持して9月19日(木)に販売開始!
「ニューバランス」は今回の「1906L」ローファーをどう位置づけているのだろうか。同ブランドを知り尽くす国井さんはこう分析する。
「『610』でもリジュビネイトなスタイルでスリップオンタイプをリリースしました。『2002R』でもスライドモデルが登場し、人気を博しました。同じように脱ぎ履きが楽なコンフォートシューズという位置づけで、『1906R』はローファータイプをリリースしたのだと思います。コンフォータブルというアプローチで必要とされる機能は一緒なので、バリエーションを作ることが『ニューバランス』のひとつの回答なのだと思います」