早田ひなが激闘を制し準決勝進出 15戦全敗の世界1位と対戦へ 【卓球女子シングルス】
◇パリオリンピック2024 卓球 女子シングルス準々決勝(大会7日目=現地時間1日、パリ南アリーナ) 【画像】声援に笑顔で応える早田ひな選手 卓球女子シングルスの準々決勝で世界ランク5位の早田ひな選手が北朝鮮のピョン ソンギョン選手との激闘を制しベスト4入りを決めました。 世界ランク168位ながら勝ち上がったピョン ソンギョン選手は、早田選手とは国際大会初対決。情報の少ない相手となりましたが、序盤から危なげない試合を展開し、2ゲームを連取します。 しかし、第3ゲームを落とすと、第4ゲームも序盤から1-5とリードされる展開。それでもラリー応酬に打ち勝ちつなど7連続ポイント。勝利に王手をかけます。 第5ゲームを落とした早田選手。第6ゲームは4-2から9連続でポイントを失い、ついに追いつかれてしまいます。 迎えた勝負の最終第7ゲームは、開始早々3連続でポイントを奪取。早田選手の雄たけびも上がります。その後、終盤つめられますが、最後まで攻めた早田選手が逃げ切り勝利しました。
この結果、勝てば銀メダル以上が確定する準決勝で、中国の世界ランキング1位でこれまで、15回対戦して1度も勝ったことがない孫穎莎選手との対戦が決まりました。 また、決勝トーナメントに進出した平野美宇選手はフルゲームの末に準々決勝で敗戦。男子の張本智和選手や戸上隼輔選手も敗れているため、早田選手がメダルの期待を背負い、大一番に挑みます。