外反母趾は予防できる?整形外科の専門医に聞く発症する3つの原因!"靴選び"に対策のヒントがあった
対策は靴選び
遺伝などの要因では防ぐ手段はありませんが、足に合った靴を選ぶのが予防の第一歩です。つま先に十分なスペースがある靴を選ぶと親指が自由に動けますが、すでに外反母趾になっている場合はそれだけでは不十分。 一度かかってしまったら治療が必要ですが、状態や痛みの程度によって治療法が異なります。症状が軽い場合は足のストレッチや、専用のインソールを使うことで症状が随分和らぐことが多いです。 一方で、痛みがひどい場合や生活に支障が出てしまう場合は、手術が必要になることもあります。 手術ではひどく曲がってしまった外反母趾を矯正する形の施術。足の幅が広がってしまっているので、一部の骨の向きを変えたり、靭帯のバランスを整えて足の幅を狭くする施術になります。 福田さんは術後、これまで履けなかった靴が履けるようになって喜んだ患者を多く見たそうです。 膝の手術だと1週間かかるところ、外反母趾の矯正手術は1泊2日と比較的短い期間で入院退院ができます。外反母趾や内反小趾で悩んでいる方は一度医師に相談して、秋の行楽を楽しみましょう。 (ランチョンマット先輩)