宮城野親方は厳罰に無言 「素直に反省」と北青鵬
21日に日本相撲協会のコンプライアンス委員会の会合で厳しい処分を通告された宮城野親方(元横綱白鵬)と幕内北青鵬は、ともに厳しい表情で両国国技館を後にした。 宮城野親方は北青鵬から約10分後の午後4時前に東京都墨田区の宮城野部屋に戻り、報道陣の取材には無言を貫いた。午後6時ごろに部屋を出た際、引退勧告を提案された弟子とのやりとりを聞かれても応じなかった。 コンプラ委を終えた北青鵬は国技館の通用口に一人で現れた。「素直に反省している」とだけ話し、足早にタクシーに乗り込んだ。その後は宮城野部屋に約1時間滞在。部屋を後にする際は関係者が取り囲み、緊迫した雰囲気をうかがわせた。