「プランBでもなくなっている」 マンUからフランクフルトへと脱出したMFの立場が早くもピンチに
レンタル先でも目立った結果は残せず
マンチェスター・ユナイテッドでまったくと言っていいほど出番がなく、今冬にフランクフルトへのレンタル移籍を決断したMFドニー・ファン・デ・ベークのキャリアはどうなるのだろうか。 マンUのベンチに座っていた頃と比べれば、レンタル先のフランクフルトでは多少出番は確保できている。しかし、この2か月でプレイタイムは320分に留まる。2月からはベンチに座ったまま出番がなかった試合が4試合もあり、フランクフルトでも思うように出番は増えていないのだ。 独『Bild』によれば、フランクフルトがファン・デ・ベークを完全移籍で買い取る可能性はかなり低いという。マンUで試合に出ていなかったことも、コンディション調整に悪い影響を与えているのかもしれない。いずれにしても、現状はフランクフルトでも中盤の1番手にはなれないのだ。 「ファン・デ・ベークの調子は理解していたが、それでもフランクフルトの期待は大きかった。しかし、現状は期待に応えられぬままプランBでもなくなっている。ファン・デ・ベークが今すぐにでも流れを変えられないのであれば、フランクフルトが買取オプションを行使することはないだろう」 前線の選手でないとはいえ、ここまでフランクフルトでファン・デ・ベークは得点もアシストも決めていない。今のところアピールに成功しているとは言えない状態で、評価は何とも難しいものとなっている。
構成/ザ・ワールド編集部