天守閣はあったのか、なかったのか 今年初の発掘調査で決着を 福岡城
福岡城天守の復元的整備を考える懇談会 谷川浩道顧問「出来て時間が経つにつれてだんだん文化財的な価値を持つようになっていく。郷土に対する愛情だとか愛着、誇りを持つ、これがまちづくりをしていく大きな原動力になる」 九州大学 丸山雍成名誉教授「天守を壊すときに上から屋根の瓦を下に投げて落としたのか材木なんかも落としたのか/発掘すると礎石のそばに出てくる可能性があります」 ■文化庁は「復元は難しい」 一方で文化庁はRKBの取材に対し、「復元の根拠となる史料が足らず、復元的整備だとしても難しい」、「今ある石垣の上に建物を再現するには地盤が耐えられるかが課題で、建物を建てることすら難しい」としています。 「復元」への壁はまだまだ高い福岡城の天守閣。 去年に引き続き福岡城を巡る動きが活発になる今年、壁を越えられる大発見はあるのでしょうか?
RKB毎日放送