立憲民主・枝野代表が初の定例会見(全文3完)原発ゼロは事実上、即全面停止
参議院選挙について
NHK:NHKの【**** 00:41:40】です。今のとちょっと関連なんですけれども、まず参議院選挙に関しては、全国比例ですから、各産別の候補者さんを出すに当たって、例えば今、希望の党にいる方も含めて、表裏ですね、片方は希望の党で出て、片方は次、どこかで出すとか、分からないですが、そういうパターンというのはありうると思うんですけども、そういう場合でも、党として候補者の方が理念、政策が立憲民主党であるんだということであればそれは許容していくのかということと、統一会派は難しい中で、例えばじゃあ複数区での候補者擁立に当たって、他党との調整という面ではどういうふうに代表としては見られているのか、お考えをお聞かせください。 枝野:まず前者なんですが、今、希望の党に連合の組織内の参議院議員はいらっしゃらないと思います。後者なんですが、複数区についてはずっと申し上げているとおり、小選挙区や参議院の1人区については自民党との一騎打ち構図をつくることが望ましいと思っていますが、複数区については他党と調整するというよりも、各党ともそれぞれの党の主張を明確に出して競い合うということのほうが重要だと思っています。あえて申し上げるなら2人区の場合は共倒れ、与党2議席みたいな可能性もありますから、そこは一定の考慮はありますが、でも基本的には2人区は2つ取りにいく、あるいは悪くてもどちらかが通るだろうというようなことで積極的に対応していきたいと思っています。 司会:はい、続けて。 NHK:ごめんなさい。先ほど希望の党とありましたけど、民進党ですね。民進党がいて、今、【比例代表候補 00:43:15〓になっている場合はどうでしょうか。 枝野:基本的にはもちろん、特に参議院の比例代表の選挙の場合にはさまざまな組織というものが大きな意味、役割を持っている、その重要性、大切さということもよく分かっていますが、基本的にはやはりそれぞれの候補になられる個人、あるいは参議院議員個人の方の判断、決断ということが大事だと思っています。その判断、決断するに当たってその方を支えていただいている組織とのさまざまなご相談は当然あるんだろうと思います。 司会:ほかはいかがでしょうか。他の野党との絡みのような話で、よろしいですか。はい、どうぞ。 FACTA:今週ですか、来週ですか、民進党は党大会があって、そこでやはり希望との合流が【********00:44:07】総括になるかと思うんですが、枝野さんが考えておられる10%の人を取る足固まりを今やっているという認識なんですが、それをどういうふうに超えていくというところの戦略は、これはどうなっているのかよく分からないんですけど、結局、自民党と公明党が組んで1つの大きな政権ということなんですけど、そういう意味では政権を目指すときに、そこのところのつながりですね、今、足元を固めているというのでそういうふうに今おっしゃっているのか、その辺はどういうようになるんですか。 枝野:国会議員の数が増えれば、じゃあ次の選挙で当選者をたくさん出せるのかというのは、まったく相関関係はないと私は思います。従って現状野党で、たぶん野党全部合わせても3分の1もいない状況なので、それが全部足し算したからといって、それが奇数になってその1点何倍になるとかという計算は選挙では成り立ちません。従って現状の国会議員の数を何人にするかということと、選挙を通じて政権を取りにいくということとは直接相関関係にないというふうに私は思っています。 司会:関連のご質問、どうでしょうか。 男性:関連ではないです。 司会:関連ではない。関連の方いらっしゃいますか。よろしいですか、テーマは。じゃあ次のテーマでいかがでしょうか。どうぞ。 記者3:ゲイレポーターの酒井佑人ですけど、よろしくお願いします。率直にお伺いしますが、同性婚をいつまでに目標に、実現させるご予定でしょうか。よろしくお願いします。 枝野:実はいろんな政策で、いつまでに実現をしたいですかっていう話の質問を聞かれることは多いんですが、それはひとえに、いつまでに政権が取れるんですかっていう答えと関連する、連携する。残念ながら現状で、いつまでに政権を取るという具体的な数字を出せる状況ではない。できるだけ早くということです。 司会:関連でご質問ありますか。よろしいですか。それではほかのテーマでご質問のある方。