仮想通貨が不正流出 ビットポイントが会見(全文2)秘密鍵の暗号が解除された
もう少し早く情報を出すべきでは?
テレビ東京:それと、7月11日の21時11分ごろに最初のエラーを感知してから、お客さまに通知をするのが翌日になってからだと思うんですけれども、かなり遅いような印象を受けるんですけれども、サービスをもう少し早く停止すれば良かったんじゃないかな、ですとか、いろいろ考えるところはあるんですけど、あともう少し早く情報を出すべきではないかなと思うんですけれども、この辺りの対応というのは、今、社長は適切だったとお考えですか。 小田:回答させていただきます。今、ご指摘いただいたように、7月11日夜9時11分の段階で今回、仮想通貨不正流出の可能性があるということが、アラートが上がりました。先ほど別の方に回答申し上げたんですけども、その段階で、まずはホットウォレット、あるものをコールドウォレットにするということ、これを一番最優先にしておりました。こちら書いてございますけれども、7月12日午前3時に緊急対策会議を開催いたしまして、まずは6時半に仮想通貨送受金サービスを停止しております。 テレビ東京:ですから私の質問は。 司会:すいません、2問ぐらいで。これでいいですかね。ほかの方も手があがってるので。 テレビ東京:いや、もう1問ありまして。 司会:はい、もう1問。これでじゃあ。 テレビ東京:シンプルにまず、今のところまだ終わってないんですけれども、まず一番、今の質問で聞きたかったのは、今回のこれだけ時間が掛かった対応は、御社として適切だったと考えているかっていうことが知りたかったんですけれども。 小田:結果的に30億円近い仮想通貨の不正流出につながっておりまして、その観点でいうとまず、大変申し訳ないと思っております。一方で、今、お客さまに対するお知らせ等っていう話があったかと思うんですけれども、今回の仮想通貨不正流出に伴う原因、これがホットウォレットの秘密鍵流出になっておりますので、仮にお客さまのサービスを止めたとしても不正流出された可能性があると考えられますので、そういった観点からしますと、ホットウォレットのものをコールドウォレットに移送するということ、これを優先すべきだったとは考えております。 【書き起こし】仮想通貨が不正流出 ビットポイントが会見 全文3に続く