四街道市長1カ月育休へ 就任後2回目 職員の意識転換図る
四街道市の鈴木陽介市長(41)は6日、昨年12月上旬に誕生した第4子の育児休業を1月13日から2月16日まで約1カ月間取得すると発表した。育休は2022年2月の市長就任以来2回目で、23年2月に第3子のため5日間取得していた。 災害など緊急時の陣頭指揮や重要案件への対応、リモートでの会議参加などは継続して行う。鈴木市長は、トップが率先することで男性の育休に対する社会全体の理解を促すとともに市職員の意識転換を図りたいとし「今後も取得しやすい環境を積極的に整え、子育てと仕事を両立し生き生き働ける市役所を創っていく」とコメントを出した。 市人事課によると、市男性職員の育休取得率は21年度に21・1%で県内市町村平均を下回っていたが、以降は22年度に81・8%、23年度に73・7%と飛躍的に向上。22年度には消防職員で初めての取得例があった。