ヒール転向した上谷の支持率が上昇中だ。写真：STARDOM

　スターダムは真夏の最強女子決定戦『5★STAR GP 2024～優勝決定戦～』8.31東京・武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ大会を開催した。 【動画】舞華が差し出す握手に上谷がみせた反応は... 　まず第２試合で、レッドスターズAブロック１位の舞華と同Bブロック１位のIWGP女子王者である岩谷麻優が準決勝で対戦。岩谷のムーンサルトプレスをかわした舞華がローリングラリアット、みちのくドライバーⅡ、リストクラッチ式の変型みちのくドライバーⅡと畳みかけて粘る岩谷から勝利し決勝進出を決めたあと、続く第３試合では、ブルースターズBブロック１位の上谷沙弥と同2位の羽南が準決勝で対戦。羽南のリストロック式バックドロップホールドを凌いだ上谷が電光石火のフランケンシュタイナーでカウント３。上谷が決勝進出を決めている。 　 　決勝を前にセミファイナルでは、赤いベルトことワールド・オブ・スターダム選手権試合、王者の刀羅ナツコに中野たむが挑戦。7.28北海道・シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロ大会で舞華の持つ赤いベルトに挑戦したナツコは、舞華のセコンドの上谷が舞華を裏切りナツコに加担し、ナツコは赤いベルトを強奪。赤いベルトを初戴冠したナツコは、大江戸隊の解散を宣言すると、上谷を加入させた上で新ユニットH.A.T.E.の結成を発表し、『5★STAR GP 2024』の不出場をチャンピオン権限で決定とやりたい放題。さらになつぽい、安納サオリとともにアーティスト・オブ・スターダム王座を奪還するも『5★STAR GP 2024』は開幕から３連敗で早くも優勝戦線から脱落した、たむの髪を切る暴挙で挑発。ナツコは「ラストチャンスだ」とたむを初防衛戦の相手に逆指名した。 　たむは赤いベルトを保持していた昨年の10.9愛知・ドルフィンズアリーナ大会で、ナツコの挑戦を退けV３を達成するも、この試合で左膝を負傷し、ベルトの返上と長期欠場を強いられており、因縁の再戦となるこの試合はH.A.T.Eのセコンドも介入した大乱戦になったが、コズミック・エンジェルズのメンバーがH.A.T.E.を分断すると、たむがバイオレット・シューティング、バイオレット・スクリュー・ドライバーそして最後はトワイライトドリームが決まりカウント３。ナツコは１度も防衛することなく王座をたむに明け渡した。