験担ぎ弁当、熱戦に彩り 大相撲高岡場所、7日に竹平記念体育館
●初切や甚句も多彩に 大相撲高岡場所(富山新聞社・北國新聞社主催)は7日、高岡市竹平記念体育館で行われる。新大関大の里(石川県津幡町出身)や横綱照ノ富士らが参加を予定しており、取組のほか、公開稽古や禁じ手を面白おかしく紹介する初切(しょっきり)、相撲甚句、横綱綱締め実演などが繰り広げられる。日本料理の五万石本店(富山市桜町1丁目)は場所に向け、富山県産食材や縁起の良い料理を詰め込んだ弁当を作った。 四角形の箱に10品以上を詰め、彩りにこだわって仕上げた。鶏が2本足で立ち、手をつかないことから力士が験を担いで食べる照り焼きチキンや、県産コシヒカリ、ホタルイカのつくだ煮などをそろえた。安井翔太郎取締役は「弁当を食べながら迫力ある相撲を楽しんでほしい」と話した。 弁当は事前予約の土産セットに含まれる。土産セットの受付は終了している。 ●無料シャトルバス運行 高岡場所の開催実行委員会は7日、竹平記念体育館とJR高岡駅、高岡スポーツコアを結ぶ直通シャトルバスを無料で運行する。混雑回避のため、来場者に利用を呼び掛けている。 発着所は高岡スポーツコアと高岡駅南口で、それぞれ竹平記念体育館に直行する。往路は午前8時~午後1時、復路は午後3~5時にバス16台が随時運行する。 高岡スポーツコアに臨時駐車場を用意する。駐車場の利用は事前に申し込みが必要となる。シャトルバスの予約は不要。 チケットはタマリS席1万8千円、タマリA席1万6千円、2階いす特等席1万1千円、自由席2階6千円を販売している。ペアマスS席、ペアマスA席、1階ペアいす席、1階いす席は完売した。 富山新聞社営業事業部=076(491)8118=、富山新聞高岡支社=0766(23)2131=、インターネットの北國新聞イベントガイド、富山新聞販売店、ローソンチケット、チケットぴあで取り扱う。当日券は7日午前9時から会場で販売する。 ■興行内容(予定) 午前9時 開場~公開稽古 正午 序二段・三段目取組 幕下取組 相撲甚句 午後1時 初切 櫓太鼓打分 髪結実演 午後1時半 横綱綱締め実演 幕内・横綱土俵入 午後2時 幕内取組 弓取式 午後3時 打ち出し(終了)予定