米麹と野菜でつくる最強調味料“発酵ブイヨン”のつくり方
発酵ブイヨンは、野菜と米麹をミキサーにかけるだけでつくれます。コンソメキューブのようにお湯で溶かして簡単スープにしたり料理の下味に使える万能な一品です。体がホッとする発酵食品を取り入れたレシピを、料理研究家の真藤舞衣子さんに教えてもらいました。 【写真を見る】米麹と野菜でつくる最強調味料“発酵ブイヨン”のつくり方
■“発酵ブイヨン”のつくり方 ◇材料 (つくりやすい分量) 米麹:200g 玉ねぎ:200g にんじん:50g セロリ:40g マッシュルーム:10g にんにく:1/2片分(すりおろす) 塩:60g (1)材料をミキサーにかける 玉ねぎ、にんじん、セロリ、マッシュルームを適当な大きさに切ってミキサーに入れ、にんにくを加えてミキサーにかける。 (2)米麹と塩を混ぜる ボウルに米麹をほぐして入れたら、塩を加えて混ぜる。①に数回に分け入れて撹拌し、なめらかになるまで続ける。 (3)容器に入れる 容器に入れて蓋をし、常温で保存。1日に1回、蓋を開けてヘラなどで混ぜる。 (4)仕上げ 1週間後、落ち着いた茶色になったら出来上がり。粒々が残っているときは、ミキサーにかけてなめらかなピューレ状にする。出来上がったら冷蔵庫で保存する。3ヶ月を目安に使い切る。 --------------- ――教える人 「真藤舞衣子 料理研究家」 会社員を経て、京都の大徳寺塔頭(たっちゅう)にて1年間生活。フランスに料理留学後、発酵研究家、料理家の活動を開始。雑誌や書籍、料理教室、講演など多方面で活躍。近著に『真藤舞衣子の まいにちおいしい! 豆腐と油揚げ』(高橋書店)がある。 --------------- この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。 文:柿本礼子 写真:山田薫